月下美人

Music:Kenichi Miyamoto

Lyrics:HIroko Miyamoto

 

其れは微かな光の下で その時を 
待ち侘びたかのように 今 

白い花弁は熱を帯びて膨らみながら 
仄かな香を芳せていた夜 

いかないで せめて目が醒めるまで 
ねえ 留めて せめて夢が醒めるまで 
ねえ ねえ 嗚呼 

初めて見た君は 強く儚くて 
消えてしまいそうで ただ泣いた 

ただ側に居れたら そう願うほど 
きっと僕は 
失うことの痛みを知るんだ 嗚呼 

いかないで せめて目が醒めるまで 
ねえ 留めて せめて夢が醒めるまで 

なぜ終わりを教えてくれなかったの 
まだ思い描いていた処だったのに 

連れていって せめて叶わないなら 
現れて せめて幻でもいい 
いかないで せめて目が醒めるまで 
ねえ 留めて せめて夢が醒めるまで 

また 生まれ変わって 

ねえ 

また 君のもとに